飛ばしサビキ仕掛けのキモはウキ止め糸にあり。
海釣りでウキ釣りをするときは誘導ウキ仕掛けを使うことが多くなりますが、この仕掛けのキモはウキ止め糸ではないかと個人的には思っています。
ウキにこだわる上級者の方であればウキそのものが一番大事だと思うのですが、私はフカセ釣りのようなテクニックが必要な釣りをそもそもしておりません。
誘導ウキ仕掛けと言っても、飛ばしサビキ仕掛けだったり太刀魚の電気ウキ釣りなどの3号~8号程度の錘負荷の釣りがメインなのでウキの性能がどうとかの釣りではありません。
重たい仕掛けのタナをしっかりと固定できるウキ止め糸が必要。
飛ばしサビキの定義ですが、ここではウキを付けたサビキ釣りとします。
ウキ止め糸はキャスト時のガイドとの擦れでもズレますが、投入した仕掛けが落ちて行ってウキが立つときにも仕掛けの重さ(衝撃)でズレてしまいます。
飛ばしサビキなどの負荷の重めな釣りの場合はサビキカゴの重さでズレてしまうので、しっかりと止まるウキ止め糸が必要となってきます。
しっかり止まるウキ止め糸はオーナーの『がっちりウキ止』
私が愛用しているオーナーの『がっちりウキ止』は8~10号程度のかご釣りやサビキ釣りに使ってもタナボケしにくいウキ止め糸です。
近所の釣具屋で税込み347円で購入、長さが5mです。
メーカー商品説明
樹脂加工処理を施し、ほつれにくく、がっちり締まる。投入時、ウキによる衝撃にもタナがズレにくい。カラーは、昼間に見え易いオレンジ、朝夕まづめに確認しやすい、イエローを採用。
メーカー商品説明リンク
サイズは細(1.0)~極太(12)まで対応。
道糸がナイロン3号(錘負荷3~10号程度)で使うなら、”太”のウキ止め糸がちょうどよい。
『がっちりウキ止』の太さは、”細”~”極太”までの4サイズがありますが、私が普段使いしているナイロン3号の道糸には”太”(適合道糸3~6号)が使いやすいと思っています。
”中”(適合道糸1.75~3.5号)だと太刀魚仕掛けで3号負荷の錘を使うのには問題ないのですが、8~10号の飛ばしサビキやかご釣りをするときにウキ止めがズレてしまいやすいように感じます。
メーカー商品説明の通りにほつれにくく、がっちり締まる。
ウキ止め糸は過去に何種類か試していますが、現在はほぼこの『がっちりウキ止』に落ち着いています。
おそらく使用する道糸の特性次第では他のウキ止め糸の方が使いやすいなどの相性はあると思いますが、ダイワのジャストロン3号で使う分には相性が良いと感じています。
ジャストロンは並行巻きのため糸よれが少ない分、ウキ止め糸が滑りやすいと感じています。
この『がっちりウキ止』に施されているという”樹脂加工”の効果なのかはわかりませんが、ジャストロンに巻いても滑りにくくて使いやすいです。
滑りにくいと言ってもタナを変更するときにはちゃんとずらすことが出来るので「意図しないタナボケを防げる」と言った方が良いでしょうか?
締め付けがきつ過ぎるウキ止め糸の場合、締め付けるときに道糸がキンク(折れ曲がり)してしまうものもあるので締まればOKというものでもなさそうです。
誘導ウキ仕掛け
飛ばしサビキの誘導ウキ仕掛けは下の写真のような感じです。
ウキ止め糸は1個ですが、実釣では2個付けしています。1個だと使ってるうちに緩んでしまうことも有るので2個付けています。
また、下の写真では黄色のシモリ玉を入れていますが、『スルルセラミック』と『がっちりウキ止』の”太”との組み合わせならシモリ玉は無くてもウキスイベルがウキ止め糸を通り抜けてしまうことはありませんので、普段はシモリ玉は入れていません。
追記:イエローも買いました。
普段はオレンジしか使わないのですが、たまたま使い切ったタイミングでイエローも買ってみました。
オレンジの方が視認性が良いと思っていましたが、イエローも良く見えて使いやすそうです。
太をオレンジ、極太をイエローにして色でウキ止め糸の太さが分かるようにするのもいいかも?
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