サビキ釣りでウキを付けたら楽しさ3倍!釣果は分かりません。

サビキカゴアイキャッチ画像 道具

 皆んな大好きサビキ釣り。アジがゾロゾロと連掛けで上がって来たらドーパミンが噴き出しますね。
 足元のサビキ釣りでも沢山釣れる時もありますが、足元で釣れないときはウキを付けて投げる事で釣果にありつける事があります。

 ポイっと仕掛けを投げてプカプカ浮かぶウキを眺めるだけでも楽しい。アジが掛かって『ズボッ』とウキが沈めば更に楽しい。夜釣りならケミホタルやLEDの灯りが『ボヤ〜ッ』と消えていくのを見ると脳汁が耳から出そうになります。
 下の写真は2023年8月に大阪湾での足元サビキでの様子ですが、こんな超快晴の昼間に4連で掛かるようなコンディションのいい日ばかりじゃないというか、こんな日の方が少ないですね。

小アジがゾロリと4連
8月の大阪湾、ルアーロッドの足元サビキでアジ4連。

 サビキ仕掛けにウキを付けて投げて釣る事を、『投げサビキ』、『飛ばしサビキ』、『遠投サビキ』、『ウキサビキ』などと人によって呼び方は違いますが、ここでは『ウキサビキ』と呼ばせていただきます。
 『投げサビキ』だと、ウキを使わずに投げてシャクって来るジグサビキのイメージがあります。
以前は『飛ばしサビキ』と言う呼び方をしておりましたが、ウキを付けて足元に落とすだけのときもあるので『ウキサビキ』と呼ぶのが良いなぁと思いましたので、『ウキサビキ』と呼ぶ事にしました。『遠投サビキ』っていうほど飛ばさないし・・
堤防からポイっと10〜15m、頑張ってもせいぜい20mまでが射程距離です。
 場所によってはもっと遠投して仕掛けを流さないと釣れないところもあるでしょうが、ポイントを作って釣るのがコマセを使った釣りの醍醐味ではないかと思います。 マジで遠投しないと釣れないところは諦めます。手返し悪いし疲れるし五十肩だし・・

我が家の3種類のカゴウキ

3種類のカゴウキの大きさ比較

 現在、我が家で使っているカゴウキは上の写真の3種類です。
それぞれ特徴がありますので紹介していきます。
 飛距離重視なら左端の『PEボンバー』、夜釣り中心なら真ん中の『FF-B8』、ほかの釣りのついでにサビキもやるかも?といった場合は右端の『遠投カゴサビキ』をタックルボックスに入れておきます。

ウメヅ PEボンバー 8号

 飛距離で選ぶならウメヅの『PEボンバー』

ウメヅPEボンバー8号
先端の小さなオモリで飛行姿勢が安定して良く飛びます。

 羽は回転式で風が強い日でもクルクルと回って風を受け流します。
羽が固定式だと風の強い日はウキが流されやすいですが、回転式だと風を受け流せるのでポイントを作りやすくなります。
 蛍光レッドの羽は本体の蛍光イエローと相まって遠くからでもよく見えます。

 現在販売されているのが『遠投カゴボンバー』または『遠投カゴスカッド』という名称ですが、このウキとほぼ同じものだと思います。
 サイズ(錘負荷)は6・8・10・12・15・18・20号と幅広いラインナップでライトカゴ釣りから本格的なカゴ釣りまで対応出来ます。
 以前は10号のウキを使っていましたが、3号磯竿だと少し重いような気がして現在は8号を使用しています。
 価格は1,000〜1,200円程度です。

PEボンバーを上から撮影
ウキの先端はケミホタル50を装着可能、

 このウキの特徴は飛距離にあります。
大きな羽がブレを抑えるのと、ウキの根元に付いている小さなオモリがバランスをとり安定した飛行を見せます。
 サビキカゴが着水したすぐそばにウキが着水するので仕掛け落ちが良くなりポイントがボケにくくなります。
 カゴの着水地点とウキの着水地点がズレると仕掛けが水中で斜めに張ってカゴが手前に寄って来るためコマセが効いてる場所と少しズレてしまう気がします。

PEボンバーの収納容器はダイソー製
DAISOで購入したケースでちょうど良いのがありました。

 このウキは回転式の羽が大きく全長が長めなうえに脚が細いので羽や脚が折れてしまいそうで気を使います。(実際に壊したことは無いですが)
 他の道具と一緒にタックルボックスに突っ込むのは不安なので、ダイソーで買った長細いプラケースに収納しています。荷物が増えるのが難点です。

富士灯器 FF-B8 LG 8号

 夜釣りが中心ならこれ。
 電気ウキになっており、夜釣りでの視認性は抜群です。本体がオレンジとイエローの2色で、オレンジが赤LED、イエローが緑LEDです。価格は1,100〜1,200円くらい。

富士灯器カゴウキパッケージ(緑)
富士灯器FF-B8 LG

 LEDは明るくて遠くからでもよく見えます。ケミホタルも『爆光』のような高輝度の物も有りますが、LEDには敵わないと思います。赤LEDと緑LEDの2色が有るので竿を複数出す時にも区別が付きやすいです。トップの発光部分が太くなっているので視認性が良いです。リチウム電池1本で15時間使えるそうなので、夜0時あたりから釣り始める事の多い私の場合釣行2〜3回つかえそうです。

富士灯器カゴウキLED点灯状態
LEDは明るくて見やすいです。

トップが太くなっているので、昼間の釣りでも視認性は悪くありません。飛距離に関してはカゴボンバーほどは飛びませんが、羽が付いてない割にはよく飛びます。リチウム電池の位置がウキの下部なのですが、その為にバランスが良いのかも知れません。

夜釣りで使っている様子

 夜釣りで赤と緑のFF-B8を使っている様子です。
フラッシュを炊かないとブレブレなので手前が明るくなっていますが、5メートル程先の電気ウキの灯りがハッキリと視認できます。
 15メートル程飛ばしてもよく見えます。

電気ウキ、赤と緑

夜明け後の様子

 日の出直後の電気ウキの様子です。
周囲はかなり明るくなってきましたが、まだまだ電気ウキがよく見えます。
中央奥の方に緑LED、右手前に赤LEDのウキが見えています。

電気ウキ、明るくなってきてからの様子。

釣研 遠投カゴサビキ 8号

 「今日はちょい投げメインやけど、サビキが釣れてたらサビキもやりたいなー」といった日もあります。
 そんな時はタックルボックスに『遠投カゴサビキ』を入れておきます。そんなに場所を取らないのし、丈夫なのでポイッと入れておけるので便利です。

釣健遠投カゴサビキ8号

 本体は中身が発泡剤(ウレタン?)で、それを覆う外皮が耐衝撃性に優れており、波止際や柵にぶつけても破れにくく、雑に扱っても大丈夫です。(1回だけ外装が破けて中のウレタン?に水が染みてダメになってしまいました)

 カラーはオレンジとイエローの2色。錘負荷は6・8・10・12・15・20号の6サイズ。錘負荷6号からラインナップされているので磯竿2号くらいでも使えそうです。(自己責任でお願いします^_^)

 このウキの欠点としては飛距離が出にくい事です。
羽が小さいせいなのか飛行時のウキのブレが大きく、サビキカゴの着水地点よりもかなり手前にウキが落ちてしまいます。
 仕掛けが斜めに張ってしまうので、着水後にカゴがウキの抵抗で手前に寄ってきてコマセの効いてる場所がズレてしまう気がしています。(気のせいかもしれませんが・・・)

 ウキ自体のサイズが小さく場所を取らないので、タックルボックスに忍ばせやすいのがメリットです。あまり飛ばす必要の無いポイントで使うには便利です。
 価格も600〜700円程で買えるのでリーズナブルです。

 このウキですが、現在は廃盤となっているようで、羽の形状が異なる『遠投カゴサビキ』が現在販売されています。

釣研カゴウキを上から撮影
トップにはケミホタル50が装着可能。

 トップの羽部分にはケミホタル50が装着出来るので夜釣りも対応可能です。
羽も目立つので昼間の釣りにも使えます。

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