先日タックルベリーで我が家の常備エサである『よせアミ』を買ってきたので紹介します。
よせアミとは
『よせアミ』とは株式会社マルキューから発売されている粉末の集魚剤です。
単品で使用しても集魚力があるので、冷凍アミエビが無くなった後も釣りを続けたいときの予備餌として常備しています。
よせアミの特徴(主原材料と栄養成分)
主原材料比較(アジジャンボと比較)
『よせアミ』とマルキューの他の2種類の粉末エサ『アジジャンボ』との比較です。
主原材料と栄養成分を比較しました。
★よせアミ 主原材料
魚粉加工品、オキアミ粉末
★アジジャンボ 主原材料
パン粉、麦加工品、オカラ粉末、オキアミエキス、菓子粉、菜種粉末、キララ、魚粉、乳酸菌製剤、食塩、着色料
『アジジャンボ』が10種類以上の主原材料から構成されているのに『よせアミ』は魚粉加工品とオキアミ粉末の2種類だけとなっています。
シンプルイズベスト、『魚粉』と『オキアミ』だけにフォーカスした分かりやすいエサです。
『アジジャンボ』はパン粉、麦加工品、オカラ粉末の次に集魚成分のオキアミエキスが表記されています。これは『アジジャンボ』が基本的にアミエビと混ぜて使うことが前提であり、単体で使うことは想定されていない配合エサだということだと思います。
栄養成分比較(アジジャンボと比較)
★よせアミ
粗タンパク34.4%以上、粗脂肪8.8%以下、粗灰分18.3%以下、炭水化物26.3%以下
★アジジャンボ
粗タンパク12.2%以上、粗脂肪4.4%以下、 粗灰分12.5%以下、炭水化物66.0%以下
『よせアミ』は粗タンパクが34.4%以上と高い配合比率
商品パッケージの説明には、【オキアミに含まれたアミノ酸の性質をそこなうことなく、粉末化した『よせアミ』は、驚くほどの集魚力を持っています。寄せエサとして海でも川でも万能の効果があります。】と記載されています。
集魚力の源がアミノ酸だそうですが、アミノ酸の元はタンパク質なので、粗タンパクが多く含まれているものほど集魚力が高いと見なせると私は思っています。(適当でごめんね・・・)
『アジジャンボ』の粗タンパクが約12~13%程度であるのに対して『よせアミ』の粗タンパクは約34.4%と約2.8倍となっています。
よせアミの用途
アミエビの配合エサとして(ドリップ対策)
サビキ釣りで冷凍アミエビブロックを使っているとアミエビが解凍されるときにドリップ(汁)が出ます。通称アミ汁ですが、このアミ汁が飛び散って服などに付いてしまうと腐敗して強烈な匂いを発してしまいます。
アミエビに『よせアミ』を混ぜる事でアミ汁の飛び散りを防げます。
中国産アミエビに『よせアミ』を混ぜました。
こちらは中国産アミエビに『よせアミ』を混ぜたものです。
中国産アミエビは数年前と比べるとイカや小魚やゴミなどの不純物の混入はマシになりましたが、非常に水っぽいです。国産と比べると水分(水)が多すぎますので、ヌカなどの粉物を入れないとびちゃびちゃになってしまいます。
単品で使用(冷凍アミエビが無くなった後の予備エサとして)
冷凍アミエビが無くなってしまったときは『よせアミ』を単品で使用してもある程度釣りになります。ヌカも持って行ってる場合は『よせアミ』1:ヌカ2くらいの割合で混ぜて使うと丁度よい濁りになりますし長持ちします。
アミ姫と混ぜて使用(集魚力アップ)
マルキューのアミ姫と言えば、お手軽にサビキ釣りが出来るチューブ入りの常温保存タイプのアミエビです。
我が家でも「ちょい投げメインの釣りやけど、ひょっとしたらサビキが釣れてたらやりたいな」とか「冷凍のアミブロックが切れた(無くなった)後にもう少しだけサビキ釣りしたい」といった時の為に常備しています。
下の写真は2023年に発売されたアミ姫ナチュラルですが、これまでのアミ姫と比べて匂いが抑えられています。アミ姫やアミ姫キララの『フルーティ』な香りが苦手だった私にはありがたい商品です。
アミ姫は夏場などの盛期に活性の高い状態でのサビキ釣りであれば十分な釣果を出してくれます。 とても便利で使いやすいのですが、集魚力という点では頼りない一面もあります。
下はアミ姫ナチュラルの成分表示ですが、粗タンパク3.9%と少なめです。(よせアミ34.4%以上)
これはよせアミが水分量の多い、そのまま使えるエサであるためであって粗タンパクの量だけで釣り餌の良し悪しは測れませんが、参考にはなると思っています。
アミ姫単体だと集魚力に関して不安があるので、アタリが遠い場合はよせアミを混ぜて集魚力UPを図ります、何しても魚がいないときはお手上げですが・・・
下の写真はアミ姫キララ単品でサビキ釣りをして釣れたアジです。
仕掛けは上州屋グループで売っている『パニクルスキンサビキMIX』です。
『アミ姫キララ』単体の様子
こちらは『アミ姫キララ』単品を小分け容器に出した様子です。
ナチュラルに比べると赤みがかなり強いです。
『アミ姫』と『よせアミ』を混ぜました
こちらは『アミ姫キララ』に『よせアミ』(とヌカも混じってそう)を混ぜたものです。
濁りを出したり集魚力を上げたいときに『よせアミ』を混ぜます。
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