2024年も5月に入り、気温も上昇してきました。これからの季節、小さなお子様がいるご家庭では、外遊びの機会が増えてくることでしょう。特に川遊びや海水浴など、水辺での遊びが増える時期です。
今回は、セリアで購入できる魚取り網をご紹介します。
我が家の子供たちは既に水遊びをする年ではなくなりましたが、5年ほど前まで使っていたセリアの『魚取り網』を紹介いたします。(この記事の為に新規購入しました、アジングネットとして使おうかな・・)
100円で手に入る!セリアの魚取り網
魚取り網はホームセンターだと500〜1,000円以上することもありますが、セリアでは100円で購入可能です。

魚を捕まえるなら「角型」網がおすすめ!
セリアの魚取り網には、角型と丸型の2種類がありますが、おすすめなのは角型です。
角型の網は、水中で魚を壁際に追い込んで捕まえやすいのが特徴。角があることで、生き物の逃げ道をしっかりふさげるため、効率よくすくえます。
柄の長さは80cmで子供にちょうどいい
セリアの魚取り網は、柄の長さが約80cmと、お子様でも扱いやすいサイズです。虫取り網のように長さが必要な場面は少なく、水辺での使用においてはこのくらいの長さが使いやすいです。
水の中では長すぎる柄はかえって操作が難しくなります。80cm程度なら手元でしっかりコントロールできるため、狙った魚をサッとすくいやすく、子供にとっても扱いやすさ抜群です。

⚠️ 耐久性と使用時の注意点
セリアの魚取り網はコスパが良い反面、耐久性にはやや難ありです。購入・使用時には以下の点に注意してください。
🔧 柄は鉄製でさびやすい
網のフレームと柄の部分は鉄製のため、非常に錆びやすいです。使用後に柄の中に水が入ると、時間が経つにつれて錆びた水が出てくることもあります。
- 使用後は**「網を下にして立てて保管」**することで、水抜けが良くなり、多少はサビの進行を抑えられます。
- それでも完全に防ぐことは難しく、長持ちはしません。
- 実際、我が家ではこれまでに10本以上をダメにしています(継ぎ手が外れる、柄が折れるなど)。
✂ 柄を短くカスタムするのもアリ
柄の先端には安全カバーが付いていますが、子供が振り回すと周囲に危険なので、注意が必要です。
我が家では、取り回しを良くするために、柄を半分ほどに切断し、切断面をビニールテープで巻いて安全対策を施して使っていました。
- ただし、鉄を切る際にはバリ取り(断面の処理)をしっかり行う必要があります。
- 特に素潜りや浅い場所での使用には短いほうが便利です。
✅ まとめ:扱い方次第で“使える”網
耐久性は決して高くありませんが、使い方や保管方法に気をつければ十分活躍してくれる道具です。特に「そのシーズンだけ使えればOK」というライトユーザーには、コスパの良さが魅力です。
セリア売り場の様子と選び方のポイント
セリアの売り場では、魚取り網と虫取り網が並んで陳列されています。一見似ているため、間違って虫取り網を選ばないよう注意が必要です。
❌ 虫取り網は水中ではNG!
背後にある白い網は虫取り用で、水中で使うとすぐに破れてしまい、使い物になりません。魚取り用としては絶対に選ばないようにしましょう。
✅ 魚取り網は「青」か「オレンジ」の2色展開
魚取り網は、売り場の下段に並んでいる青またはオレンジのカラーの網です。形状は丸型と角型の2種類があります。
🔷 おすすめは「角型」の網!
私のおすすめは、断然角型です。水中の壁や石の隙間に魚を追い込みやすく、効率よく捕まえることができます。魚の動きを止めるには角がある形のほうが断然有利なんです。

小さめサイズでも十分!セリアの網は子供に最適
セリアの魚取り網は、角型が約27cm四方、丸型は直径約28cmと、やや小ぶりなサイズ感です。最初は「ちょっと小さいかな?」と感じるかもしれませんが、子供の水遊び用としてはこのサイズで十分です。
水中は空気中よりも抵抗が大きく、あまり大きな網だと水の中で重くなり、子供には扱いづらくなってしまいます。小さな子どもが無理なく操作できる、ちょうどよい大きさといえるでしょう。

網の深さは約20cm、水中での扱いやすさがポイント
セリアの魚取り網の網の深さは約20cm。見た目には「浅いかな?」と思うかもしれませんが、実際にはこの深さがちょうど良いんです。
水中では、空気中とは違い水の抵抗を大きく受けます。網が深すぎると、水の中での動きが重くなり、子供にとっては持ち上げたり動かしたりするのが大変になります。
特に小さなお子さんが扱うことを考えると、20cm程度の深さはバランスが良く、捕まえた魚や生き物もしっかりキープできる絶妙なサイズです。

フチが補強されているので川底に擦ったりしても破れにくい。
セリアの『魚取り網』は上部が黒いラバー?のようなもので補強されています。
この部分が補強されていない魚取り網は水底(砂利底・砂底)や岩などで擦られるとあっという間に破れて、そのほつれからどんどんと穴が広がって使い物にならなくなります。
この補強があるのと無いのとでは耐久性が3倍は違うのではないかと思っています。(大げさかな?)
網自体も虫取り網で使われている白くて目の細かい網よりも、こちらの青い網の方が丈夫で水切れが良いです。

実際に捕まえられる生き物は?
実際に川や海で遊んでいて、捕まえられるのは全長2〜3cm程度の小魚や水生昆虫が中心です。川底の石の隙間にいるドンコやオタマジャクシなどがターゲットになります。うちの子どもたちも、10cmを超えるような魚を網で捕まえたことはありません。
たとえば、愛知川や安曇川など、鮎が泳ぐ清流でも遊びましたが、子供が鮎を網で掬えるほど甘くはありません……(笑)
海では要注意!ゴンズイ玉に注意
海遊びで注意したいのがゴンズイ玉です。以前、甥っ子が波打ち際でゴンズイ玉を掬ってしまい、毒魚「ゴンズイ」を大量に捕獲してしまったことがありました。 幸い刺されずに済みましたが、非常に危険です。
ゴンズイの稚魚は黒い球のような群れ(ゴンズイ玉)を作ります。もし海で見かけても、絶対に近づかず、手を出さないようにしてください。
このように、セリアの網は扱いやすく、子供の水遊びにぴったりのサイズと形状です。ただし、場所によっては注意が必要な生き物もいるため、親が一緒に見守りながら遊ばせるのが安心です。
まとめ:セリアの魚取り網はコスパ最強の水遊びアイテム!
セリアの魚取り網は、100円とは思えないクオリティで、子供の水遊びにぴったりなアイテムです。
- 角型で扱いやすく、小魚や水生生物を狙いやすい形状
- 約27cm四方・深さ20cmで子供にも最適なサイズ感
- 柄の長さもちょうどよく、水中での操作性も◎
- 青・オレンジの2色展開で、虫取り網との見分けも簡単
網のサイズや形状、そして水中での扱いやすさが丁度よく、まさに“子供のための網”といえる逸品です。
ただし、水辺での遊びには危険な生き物(例:ゴンズイ玉)もいるため、大人の見守りは必須。安全に気をつけながら、親子で楽しい水遊びの時間を過ごしてくださいね。
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